顔のシミをとる方法は?化粧品どれが効く?【今すぐ消したい】

しみができるメカニズム

実は、一口に「顔のしみ」といっても、「紫外線が影響しているもの」「女性ホルモンが関与しているもの」とに分類できます。後者の「女性ホルモンが影響しているもの」のことを、「肝斑(かんぱん)」と言います。

紫外線によるシミ

まず、紫外線が影響しているシミが出来るメカニズムはこちらです。

人体には、メラニンを製造する「メラノサイト」というものがあります。紫外線を浴びると、メラノサイトにエンドリセンやホスホリパーゼという情報伝達物質が送られます。これらの情報伝達物質を受けて、チロシナーゼという酵素がメラニンを生成します。

紫外線を浴びると皮膚が黒くなるのですが、それは、これらの一連の働きによって、有害な紫外線が皮膚の奥まで侵入するのを防ぐための作用なのですね。

肌は、通常28日周期でターンオーバーします。このターンオーバーが正常に行われ続けると、生成されたメラニン色素は数か月後には古い細胞と共に外へ排出されます。日焼けをしても、しばらく時間が経つと元の肌色に戻るのはこのためですね。

ところが、皮膚の新陳代謝は加齢と共に低下してしまいます。そのため、メラニン色素が外に排出されなくなり、皮膚に沈着してしまうのです。常に日光にさらされている顔では、顔のしみとなってしまう、ということです。

女性ホルモンによるシミ

肝斑は、妊娠やピルの使用から現れることが多いため、女性ホルモンが影響しているとされています。30代~50代にかけて現れることが多いです。場所としては、両頬や額、下顎によく現れます。

しみの境目がくっきりしているのが大きな特徴です。形が肝臓に似ていることから「肝斑」と呼ばれています。

Photo from cross-clinic.com

女性ホルモンが影響していることも確かですが、紫外線を浴びることで症状が悪化してしまうことも多いことから、紫外線との関連も考えられています。

また、ストレスによっても現れることがあります。肝斑は、加齢と共に出来やすいとされていますが、逆に60代を過ぎると肝斑はできにくいようです。

顔のしみも肝斑も、紫外線が大敵であることには共通しているといえそうです。

ダブル洗顔で顔のシミを改善

間違った方法で洗っていると、顔のしみを悪化させる、又は顔のしみが出来やすくなる原因になります。メイクの洗い残しがあると、皮膚が酸化していまいます。酸化は、黒ずみの原因にもなります。

顔のしみ対策としての洗顔方法は、メイクをしっかりと落とすことが肝心です。外出から帰宅したら、なるべく早くメイクを落とすことをおすすめします。メイクを落とさずに寝るなんて言語道断! その日の内にしっかりと落とすことが大原則です。

ダブル洗顔もおすすめ

洗顔の際は「ダブル洗顔」がおすすめです。クレンジングでメイクを落とした後、洗顔料で顔を洗う、という方法ですね。

クレンジングも洗顔料も、素肌に負担が少ないものを選ぶと良いです。ダブル洗顔を行うことで、しみになりにくく潤いのある素肌を作ることができます。メイクが残ることでターンオーバーに悪影響が出て、その結果しみができる、という流れを防ぎましょう。

洗うだけではなく、「すすぎ」も大事です。クレンジングや洗顔料は、しっかりとぬるま湯で洗い流します。すすぎ残しは、肌荒れ等のトラブルを引き起こしてしまうので、しっかりと洗い流しましょう。

洗顔の回数ですが、1日の洗顔は、朝と夜の2回程度が目安です。

クレンジングや洗顔料には、どんなに素肌に負担が少ないものを使用していても、界面活性剤が含まれています。必要以上にたくさん顔を洗ってしまうと、必要な皮脂や角質までも洗い流してしまうので、素肌に負担がかかってしまいます。

洗顔料は、しっかりと泡立ててから洗います。しっかりと泡立てずにゴシゴシと洗ってしまうと、肌に負担がかかってしまいます。手では泡立てにくいのであれば、泡立てネットを使用しましょう。100円ショップなどでも手に入ります。

「しみ取りクリーム」はどう?

顔のシミ取りクリームは、誰でも一度は使いたいと思ったことがあるのではないかと思います。

シミ取りクリームはしみをとる働きが期待できるとして売られていますが、いろいろな種類の商品があるので、選んだものが必ずしも自分の素肌に合うとは限らないのに注意です。ですから、できれば自分の肌にぴったりの商品を選びちあところです。

市販されている化粧品以外に皮膚科などでも処方していることがあります。もし、しみがひどい状態で、市販の化粧品がどれも効かないのであれば、皮膚科へ一度行ってみてもいいかもしれません。

皮膚科でも顔のシミ取りクリームのようなものを処方しているはずですので、相談してみましょう。

どうしてもしみは年齢と共に増えていくものです。女性にとってはテンションがとても下がってしまいますよね。

何とかしたいと思っている人の方が多いと思いますから、まずは顔のシミ取りクリームが必要な状態なのかどうかを考えるところから始めてみても良いでしょう。その上で、自分に合う化粧品探しを始め、少しでも悩みをスムーズに解消できるといいですね。

クリームはどんなシミでも消えるの?

30003

残念ながら、シミ取りクリームを使えば、どんなしみでも消えるというわけではありません。中には消えるものと消えないものがあります

基本的にシミ取りクリームで消えるのは、ザラザラしていないタイプで厚みがなく、薄くて皮膚の表面に現れているシミです。こういうものであれば、取ることができるでしょう。

主な種類としては、妊娠中や更年期の時に出来る特有のもの、光老化で出来た老人性色素斑といわれている、厚みのない皮膚の表面に出ているものですね。そのため、シミ取りクリームを購入したい場合には、いま言ったような種類なのかどうかを事前にしっかりと確かめておかなければいけません。

そうしなければ、もしかするとずっと使い続けていたとしても、その種類以外のものなら薄くなったりはしません。せっかく良い化粧品を購入して使用していたとしても、種類によっては全く顔のシミが取れないこともあるということです。

事前に自分のしみは顔のシミ取りクリームで取れるものなのかどうかを、きちんと確かめておくことが大切になります。

紫外線を浴びたことで出来てしまったしみ、出来つつあるしみにはとても効果があるのですが、古くてもう出来てから時間がかなり経過しているしみに対しては、効果が現れにくいでしょう。

古いしみというのは、メラニン色素が肌のかなり奥深くに沈着していますから、有効成分がそこまで行き届かないといわれているためです。見つけたら早めに対処した方がいいですね。

2015/10/10 (土) • シミケア



Comments are closed.